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  • 2023.5.12(最終更新日:2023.8.23)

    AI 防犯カメラ 導入による ベーラー(圧縮梱包機)への巻き込み事故防止

    現場概要

    古紙を圧縮・梱包するベーラーへの巻き込み事故防止のために、産業廃棄物処理工場にAI検知機能付き防犯カメラを設置しました。
    現在、主流になりつつあるのはAI機能搭載の防犯カメラです。撮影データを即時解析し、警報を鳴らしたり管理者にメールを送ったりしてくれる優れもの。皆様が思っている以上のことが、簡単に実現できます。

    巻き込み事故防止用のAI検知機能付き防犯カメラ

    防犯カメラとは

    カメラにAIチップを搭載し、人や車両、その他物体の属性を認識し、「侵入」や「うろつき」など、多彩な検知モードでカメラ画像内の映像を検知することが可能です。今回の導入現場では、ベーラー画像内への「人」の侵入を検知することで巻き込み事故を未然に防ぎます。

    正しく検知するための設定・カメラの学習

    動画内の青枠部のようにカメラ画角内に人の侵入の可能性があるエリアを設定します。(白枠は人の検知状態を示す)
    横向き・後ろ向きの状態でも「人」と認識・検知することができるかカメラから被写体の距離や画角をテストします。何度もテストを繰り返すことで、カメラに実際の設置現場の環境を学習させ、認識精度を上げていきます。

    AI防犯カメラ導入のメリット

    1.リアルタイムでの事故・犯罪予防

    AI検知機能は、人の車両の動き、顔の識別、不審な行動などを監視し、異常な活動をリアルタイムで検出することができます。従来の証拠保全のための防犯カメラ効果に加え、事故や犯罪行為が発生する前に警告・通知させることで予防のための対応が可能となります。

    2.人的監視・監督の効率化

    管理・監督のために人員を配置する必要がなくなり、人的監視コストの削減が可能になります。

    3.解析情報の収集

    AI検知の映像記録から、事件・事故の発生要因の分析や防止策の検討が容易になります。
    AI防犯カメラは、常にライブ監視をせずとも重要な瞬間を捉え、発報等と組み合わせ、より効率的な監視カメラシステムを構成・運用し、現場に変革をもたらします。
    「侵入」のほか、「うろつき」「持ち出し」「ラインクロス」など多彩な検知が可能です。

    ▶AI防犯カメラの代表的機能の紹介はこちら

    せっかく導入したAI防犯カメラの誤検知が多いということにならないように、NBCでは設置前~設置工事後の設置環境に合わせたテスト(カメラの学習)を重視しています。学習を繰り返すことでカメラの検知精度を上げAI防犯カメラを100%活用できるようにしましょう。