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2025.10.6(最終更新日:2025.10.6)
<導入事例>無線通信で広がる監視カメラの導入
監視カメラは屋内外、様々な場所に設置されています。
最近では、配線不要で設置できる無線カメラも登場しています。
ただし、通信の安定性から有線カメラが未だに主流であり、弊社も有線カメラを取り扱っています。有線カメラのメリット
●ネットワーク環境に左右されず、映像が途切れにくい
●映像が途切れるリスクが少なく、録画漏れを防げるでは、
「駐車場など広い敷地でも、すべて配線接続が必要?」
「コストが大幅に上がってしまうのでは?」
と思われるかもしれません。いいえ、そんなことはありません。
「無線通信システム」が解決します!無線通信システムのメリット
●設置場所の自由度が高い
屋外や広い敷地など、従来は配線が難しかった場所にも対応可能です。●配線工事の手間とコストを削減
LANケーブルは距離が長くなるほど、ハブや光ファイバーなど追加機材が必要になり、工事費や時間も増加します。無線装置を使うことで、工事費用や導入にかかる時間も大幅に削減可能です。●インターネット環境は基本不要
インターネット環境が必要と思われがちですが、ローカルネットワーク内での運用であれば、インターネットに接続していなくても通信が可能です。これにより、インターネット環境が整っていない現場や、セキュリティ上外部接続を避けたい環境でも柔軟に導入が可能です。システム構成
ここで、ネットワークカメラの基本構成をおさらいしましょう。
カメラはハブを通してNVRまで有線で接続しています。IPカメラからNVR間が100m以上ある場合は、間にPoEハブ等を設置する必要があります。
では、この構成に無線装置を加えると、以下のようになります。
無線装置間は配線が不要のため、現場がすっきりと整理されます。
さらに、1セットで数百mから最大1km程度まで通信可能なため、広い敷地や離れた建物間でも、効率的かつ簡単にカメラを設置できるのが大きなメリットです。注意
無線装置は、互いに見通しが良く、建物や木などで妨げられない場所に設置が必要です。導入事例
■施設内
広いフロアで天井が高く、遮蔽物が少ない環境では、無線通信を活用することで配線工事を最小限に抑えられます。
同じフロア内であれば、複数のカメラを柔軟に配置でき、設置の自由度が大幅に向上します。■屋外駐車場
広い駐車場や屋外スペースでは、有線配線を長距離にわたって施工するのは大きな負担となります。
無線通信を活用することで、配線工事を大幅に削減でき、必要な場所に効率的にカメラを配置することが可能です。
離れた位置や死角になりやすい場所にも柔軟に対応でき、防犯効果を高められます。■某ホテル敷地内
広い敷地を持つホテルでは、エントランスや駐車場、屋外通路など複数の監視ポイントが必要となります。
しかし、建物間をすべて有線で配線することも大きな工事負担につながります。
無線通信を活用すれば、敷地内の離れた建物や屋外エリアにもスムーズにカメラを設置でき、宿泊客の安心・安全を確保できます。無線通信システムは、大型ショッピングモールや駐車場、ホテルや公園など、様々な現場で活躍しております。
「こんな現場でも設置できるのかな? この現場はどうやって設置すればいいだろう?」
こうしたお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
現場環境に合わせた最適な設置プランをご提案いたします。