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2023.8.23(最終更新日:2024.8.5)
<導入事例>食品工場のフードディフェンス用防犯カメラ
水産加工の食品工場にネットワークカメラシステムを設置しました。食品工場における防犯対策は、製造ラインの特殊な環境を考慮する必要があります。湯気、油の跳ね、温度変化など、防犯カメラの故障につながる要素が存在するため、設置場所の選定には慎重さが求められます。
食品工場の防犯カメラ導入の重要ポイント
1.防水・防塵対策
特殊な環境に対応したIP66等級以上の防塵防水仕様のカメラを選定することはもちろん、設置工事時の防水対策を徹底することが重要です。
2.複数台のカメラでの効率的な製造ラインの監視
食品工場の製造ラインでは、工程や作業スペースにより撮影するべき被写体の動きが異なります。作業動線に合わせて複数のカメラを適切な位置に配置します。
3.異常を検知するセンサーとの連携
ネットワークカメラシステムは、単に監視するだけでなく、異常を検知し警告する機能もあります。例えば、温度が急激に上昇した場合や、入場禁止エリアへの立ち入りがあった場合にセンサーと連携させることで、トラブル発生前に適切な対応ができるようになります。
4.本部での統括監視
WAN経由はもちろん、VPNによる複数拠点のリモート監視が可能です。本社のPC1台で複数の工場の生産状況や在庫状況、工場内の安全確認が可能になります。
食品工場への防犯カメラ導入メリット
1.異物混入防止・フードディフェンス
製造ラインへの部外者の立ち寄りや異物の持ち込みを抑止し、異物の混入を防ぎます。製造ラインでの服装規定や衛生規定が遵守されているかを映像で確認し問題がある場合は改善策を講じることができます。
2.作業者の安全対策
撹拌装置や洗浄装置など、危険エリアへの作業者の侵入をカメラで検知し警告することで、工場設備へのケガや災害を未然に防ぎ、その後の再発防止対策にも活用できます。
3.社内トレーニング
製造工程を防犯カメラ映像に残すことで、社内トレーニングや効率的な製造工程の特定に役立てることができます。
4.証拠保全
異物混入や材料の盗難、作業者のケガ等が発生した場合、警察や保険会社へ提出する証拠となり早期解決に繋がります。
夜間や土日の設置工事も承りますので、工場を停止させることなく防犯カメラ設置工事が可能です。
白衣、長靴、マスクを着用し安全衛生管理対策実施の上設置工事を実施しています。
工場への防犯カメラ設置をご検討の際は、ぜひNBCへご相談ください。