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  • 2024.1.5(最終更新日:2024.2.23)

    様々な通信線路施工

    線路とは?

    送信と受信の場所との間に設置されている電線と中継器その他の機器、支持物を「線路」と言います。「電線」とは有線電気通信を行うための導体のことで、代表的なものとしては、低圧ケーブル、光ケーブル、UTPケーブルがあります。強電流電線は含まれません。

    「低圧」とは直流750V以下、交流600V以下の電圧を言います。防犯カメラ工事を含む電気通信で使用できる最高電圧は100Vなので、実質的に低圧での線路工事が該当することになります。

    電路とは?

    電気が通る回路を「電路」と言います。

    接地とは?

    接地とは、設備を導体によって大地と電気的に接続することです。接地が施される代表的な設備としては、電気設備(電力、信号、通信、無線等)と避雷設備(避雷針、架空地線等)があります。
    接地工事の種類には、下記のA~Dの4種あり、低圧はC種、D種が該当します。
    A種:高圧用の電気機械器具の金属製外箱、避雷器などに施す接地工事。高圧機器による感電等の災害防止用の接地工事
    B種:高圧と低圧を変成する変圧器の低圧側1線に施す接地工事
    C種:300Vを超える低圧電気機械器具の金属製外箱や金属管などに施す接地工事
    D種:300V以下の低圧電気機械器具や金属製外箱および金属管などに施す接地工事

    絶縁抵抗とは?

    「絶縁抵抗」とは、絶縁体の抵抗値で、絶縁性を表わすものです。

    電気設備や電子機器の回路においては、電気を流す部分がある一方で、電気が意図しない場所に流れ出していかないようにしなければいけないため、絶縁体を用いて適切な絶縁を行う必要があり、その抵抗値についても規定があります。

    絶縁抵抗の規定

    低圧電路:対地電圧もしくは線路電圧が150V以下の場合、0.1MΩ以上(対地・線路のどちらも)

    通信線路:通信線路の絶縁抵抗は直流100Vで測定し、1MΩ以上

    低圧ケーブルの配線方法

    仕上り外径の6倍以上で支持間隔2m以下とし、通信用メタルケーブルを抵触させないようにする必要があります。

    各種配線材の種類

    配線を支える固定させる配線材として、ライティングダクトや、金属製線ぴ(一種:メタルモール/2種:レースウェイ)等があります。
    ・ライティングダクトは開口部を上に向けて設置しない(埃による火災防止)
    ・一種金属製線ぴ内では電線に接続点を設けない
    ・一種金属製線ぴに納める電線本数は10本までとする
    ・二種金属製線ぴ内に納める電線は断面積の20%以下とする

    ケーブル種別の仕上がり外径許容値

    ケーブルは種別により屈曲時や仕上時の曲げ伸ばし半径の許容値が決まっており、その範囲内で敷設する必要があります。

    ケーブル種別 規定
    UTPケーブル 延長時・固定時半径 仕上がり外径の4倍以上
    低圧ケーブル 屈伸半径 仕上がり外径の6倍以上
    光ファイバーケーブル 敷設後半径 仕上がり外径の10倍以上
    延線時半径 仕上がり外径の20倍以上