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  • 2025.7.23(最終更新日:2025.7.23)

    <製品のご紹介>映像管理ソフトウェア「VMS」

    現場と本部を映像でつなぐ「VMS」

    「VMS(Video Management System)」とは、異なる拠点に設置されたネットワークカメラを一括で管理する映像管理ソフトウェアです。
    各拠点のカメラによるライブ映像や録画映像の閲覧はもちろん、機器設定や映像分析などの操作も一拠点で行うことが可能です。
    「VMS」を導入することで、遠隔監視による運用が実現でき、監視業務にかかる労力を大幅に削減。現場の省人化・効率化に貢献します

    システム構成

    本ソフトウェアは、「サーバー」と「クライアント」の2種類で構成されています。
    クライアント側で「システム(サーバーグループ)」を作成することで、複数のサーバーへアクセスできるようになり、映像の閲覧や各種設定操作を行うことが可能になります。

    サーバー

    ネットワークカメラの登録、映像データの受信・録画、イベント信号の取得とアラーム発報、スマート分析、そしてクライアントとの通信などを行う、映像管理の中核となるソフトウェアです。
    サーバーは基本的にバックグラウンドで動作し、複雑な操作を必要とせず、システムの安定稼働を支えます。

    仕様
    ・1サーバーあたりの最大カメラ登録台数:128台
    ・1サーバーに複数サーバーの作成:不可(1サーバー1台)

    システム

    複数のサーバーをまとめて管理・運用するための構成単位です。
    サーバーを1台以上登録することでシステムを構築し、クライアントはそのシステムを通じて必要なサーバーにアクセスします。

    仕様
    ・1システムあたりの最大サーバー登録数:25台
    ・1システムあたりの最大カメラ登録台数:2,000台

    クライアント

    VMSを操作・管理するためのソフトウェアです。
    ライブ映像や録画映像の閲覧、システム設定、ユーザー管理などを行います。

    仕様
    ・同時にアクセス可能なサーバー数:1
    ・ライブ映像:最大4台のモニターで表示可能/各モニター最大64チャンネル対応
    ・録画映像:最大64チャンネルの同時再生に対応(同期/非同期)

    NVR同様の設定機能

    VMSは、レコーダーを設置せずともカメラの細かな設定や録画スケジュール設定、AI検知設定、アラーム設定等を行うことが可能です。現場に赴かずリモートで設定可能なため、作業の手間を大幅に削減し、トラブルにも迅速に対応が可能です。

    E-Map機能

    地図やフロア図に監視カメラ映像を重ねて表示することができます。これにより、侵入者の追跡にも活用可能です。複数のレイヤーマップに対応しているため、大規模管理が可能になります。イベント検知発生時は、マップ上のアイコンが点滅し、カメラ映像から瞬時に状況把握も可能です。

    ビデオウォール機能

    複数のモニターを使って、1つの映像を大画面表示にしたり、複数の映像を分割表示するなど、レイアウトを自由にカスタマイズすることが可能です。この機能は、災害時の状況把握や、イベント会場の大型サイネージとしての活用にも適しています。

    必須スペック

    記載のスペックは、システムを運用するうえでの最低必要構成です。カメラの設置台数や利用状況に応じて、メモリ容量などの構成は変動する場合がございます。

    ■サーバー

    CPUIntel Core i3 @2.3GHz以上
    メモリ8GB以上
    HDDHDD・SSD
    NIC1GB以上
    OSWindows 8/10/11・Windows Server 2022/2012/2016/2019

    ■クライアント

    CPUIntel Corei5@2.9GHz 以上
    メモリ4GB以上
    HDDHDD・SSD
    GPUディスクリートグラフィックカード推奨
    グラフィックメモリ2GB以上
    ディスプレイ解像度1280×720以上
    OSWindows 8/10/11

    ■VMSモバイル

    iOSiOS11以上
    AndroidAndroid9.0以上

    本製品は、2025年8月21日・22日に開催される「店舗・ECDXPO東京′25夏」にて、弊社ブースに展示いたします。
    ぜひ会場にて、VMSの機能を実際にご体験ください。